冷蔵庫を自力で運ぶための具体的な手順を分かりやすく解説
2025年1月17日冷蔵庫を自力で運ぶ際の手順やポイントは、
- 中身を空にして水抜きを行う
- 運搬車両を確保する
- 持っておいた方が良い運搬道具の準備
- 養生や保護を行う
- 搬入先で設置を行う
の4点です。
冷蔵庫の中身を空にして水抜きを行う
中身を空にしてから水抜きを行うのは冷蔵庫運搬時の必須条件です。
業者に依頼する場合もご自身で運ぶ場合も同様です。
冷蔵庫に入っている食材は、1週間前から徐々に献立を考え減らしていき、1日前には電源を抜けるようにして下さい。
食材が余ってしまった場合には、クーラーボックスに入れる、またはクール宅急便を利用するなども検討しましょう。
運搬車両を確保する
運搬車両は軽トラが望ましいですが、レンタルするぐらいであれば業者に頼んだ方が安上がりになってしまいます。
ですので、自家用車で運ぶか、ホームセンターの無料貸し出しを利用することも検討して下さい。
ただし、ホームセンターの軽トラは基本的に保険が無く、万一の場合はご自身の民間保険を利用することになります。
また、自家用車で運べるのは小型の1ドア冷蔵庫のみで水漏れも起きるため、ビニール袋でくるむ等の対処が必要です。
運搬時に持っておいた方が良い道具類の準備
- トラロープ
- 台車
- ブルーシート
・中でもトラロープは必須で、軽トラに積んだ後、ロープで冷蔵庫を縛る必要があります。
縛らないと、運転中に倒れる危険性があるので必ず縛るようにして下さい。
・また、台車は必須でありませんが、車両まで運ぶまでの区間、また配送先で降ろした後、玄関まで運ぶ区間には持っておいた方が便利です。
・ブルーシートは、雨天時には必須で、また冷蔵庫に傷が付くのを防ぐために冷蔵庫にかけてからロープで縛るようにして下さい。
そもそも、車両や道具を準備したけど重くて載せれない・運べないを防ぐために事前に冷蔵庫の重量も調べておきましょう。
>>冷蔵庫の重さはこちらの冷蔵庫の重量はどれぐらい?ページが参考になります。<<
(おおよそ200Lから300Lまでの容量なら二人で運べる重さとなっています。)
養生や保護を行う
養生は搬送先が賃貸物件だと、設置場所まで運ぶまでに壁に傷を付ける危険性があるため、通り道に傷をつかないよう保護する必要があります。
ただ、養生をするのは難しいと思いますので最低限、冷蔵庫に毛布を巻くなどして、壁に当たっても傷が付かないような対処は必要です。
冷蔵庫を設置し電源を入れる
冷蔵庫を設置場所まで運んだらすぐに電源を入れても問題ありませんが、横倒しによる運搬をした場合には、2~3時間程度は電源を入れないようにして下さい。
横に倒すと、コンプレッサー内部のオイルが外部に漏れそのまま運転させるとコンプレッサーを痛め寿命を縮めることにつながります。
もし、冷蔵庫が中々冷えない等の症状が起きた場合は、必ず電源を抜き時間を空けてから再度電源を入れて下さい。