引越し料金を最大限安くするには?
引越し料金を安くするには、運送方法、日程調整、荷物量、どの業者とどの業者を比較するのかを押さえておけば最大半額以下で引っ越す事も可能です。
まず、運送方法だけをとっても多数あります。
- トラック貸し切り便
- 混載便
- コンテナ便
- 積み切り便
トラック貸し切り便は、トラックとスタッフを貸し切って現地から現地まで直接運ぶ直行便なので一番高くなります。
混載便やコンテナ便は、ある程度まとまった荷物を同じ行先に一気に運ぶ方法なので長距離の輸送を安くするための運送方法です。
積み切り便は、トラックのサイズを指定して、自力で運べない家財や家電だけを業者に運搬してもらう輸送方法です。
長距離でトラック貸し切り便だと費用は10万、20万を超える事も珍しくありません。なので、長距離だと混載便を利用される方も増えています。
一定の荷物料を集荷しないと出発できない方法の為、スケジュール調整に余裕がある方のみ検討して下さい。(集荷から出発まで1週間程度が目安です。)
複数見積もりは大事ですが、どことどこを比較するのかを決めておいて下さい。
比較に含めるべき業者は、アリさんとサカイと中小の3社です。
国内の最大手でお互いにライバル心があるので、こちらから火種を用意します。
アリさんの料金を聞いて、次にその料金をサカイに伝える、またその料金をアリさんに伝えるだけでどんどんと下がっていきます。
当然、中小業者にも負けたくないので、そこよりもさらに安くしてくれます。
結果として初回の提示額から最終的には半額以下にまで下がっている事も少なくなく、最終的に無理な料金になってしまえば業者の方から断られるので遠慮も要りません。
少し手間はかかりますが、同じサービス内容で安くなるのであれば試して下さい。
後、料金設定では上記2社より高めのアートですが特殊な梱包資材を沢山持っているので、荷造り荷物が多いご家族であれば見積もりに含めても損はありません。
後は、日時についてですが、業者も暇な日であれば最大限値引きしてくれます。
日程がいつでも良いは無理でも、いつなら安くなるのか尋ねてみましょう。
土日は平日より運賃が20%の割増料金設定になるので高くなり、繁忙期(3/14~4/10)はどこも通常期の2倍~3倍に跳ね上がり予約も取れない事がありるので日程調整も重要です。
その場合では、ヤマトや日通の提供する単身パックも視野に入れて下さい。
単身パックであれば、繁忙期でも料金が異常に高額になる事はありません。
近距離や長距離が専門の場合や、単身者のような少ない荷物、家族単位の多い荷物が得意が混在しているので、どの業者と決めつけず色々な業者で見積もりを取るという事があなたの引越し形態にあった最もお得な業者を見つける方法です。
家具や家財だけを運ぶ方法もあります!
家具や家財道具だけを引越しさせる場合、引越し業者の家財運搬サービスか、トラック便などの運送業者を利用するのが一般的です。新居の距離が近く、小さな家具を引っ越しさせたい場合は自分で運搬する方法もあります。
しかし、距離が遠い場合はもちろんのこと、大きな家財道具を運ぶのであれば業者に任せるのが最適と言えます。なぜなら、大型の家具や家電を自分で運ぶことは、搬入搬出も自分ですることになるからです。例えば冷蔵庫や洗濯機、ベッドなどは、大人数人で運び出す必要があります。
また、家財道具を積み込むためのトラックをレンタルしないといけません。場合によっては、レンタル料金やガソリン代を含め、費用が高額になることがあります。
引越し業者の家財運搬サービスやトラック便であれば、搬入や搬出、運搬など、引越しに関わる全ての仕事を任せることができます。これらのことに気を使う必要が無く、引越し準備のみに集中可能です。
依頼する業者にもよりますが、自力運搬より料金もリーズナブルな場合が多くなっています。
家財道具によっては数千円台で運搬可能なため、レンタカー代以下の料金で引越しが可能です。
ただし、家財道具が多くなると料金も高額になるケースがあります。
例えば冷蔵庫や洗濯機、ベッド、ソファなどの大型の家財道具は、単体で1~2万円ほど料金がかかります。全部で7~8万円、運搬距離によっては10万円を超えることもあります。もし他にも引っ越す荷物があるなら、通常の引越しサービスを利用したほうが安く済む場合もあるのです。
家財道具が1~2点ならトータルの料金もお得になることが多いですが、7~8点にもなると高く付くことがあります。業者に見積もってもらい、普通の引越しサービスとどちらが安く済むか比較してみましょう。
料金の目安ですが、ベッドはシングル・セミダブルで1万円少々、ダブルベッドで1万5千円程度です。クイーンやキングベッドはサイズが大きいため、2万円を超えることもあります。また、ソファーの場合は2~3人掛けで8千円~1万円が相場です。大きいソファほど料金も高くなります。タンスもサイズにより変わります。2~3段のタンスであれば料金も1万円程度で済みますが、大型のものや食器棚は2万円ほど必要です。
これらの料金は近県に引っ越す場合の目安になっています。遠方に引っ越すと運賃も高くなるので注意しましょう。例えば九州から東北へ引っ越す場合など、距離が遠くなるとシングルベッドの運搬料金でも2万円を超えることがあります。
大型家電だけを運んでもらう方法も!
自力で引越し作業をされる方は、引越し費用を節約する目的で行うケースが多いのですが、大型製品だけ依頼をした場合に、引越し作業を依頼するよりも費用がかかってしまうようでは、自力で引越し作業を行う意味がなくなってしまいます。
大型荷物の運搬費用はそれぞれ業者ごとに異なりますので、事前によく費用を調べた上で依頼する業者を決めることが重要になります。
まず、家具家電の引越し料金は業者ごとに設定されています。
費用の決め方は、家電のサイズと移動距離によって決まります。
運送業者のケースだと、家電・家具の高さ、幅、奥行きの合計で料金が細かく設定されており、移動する距離に応じて費用が加算される仕組みになっています。
引越し業者のケースだと、運搬家電が入るトラックの大きさ+移動する距離に応じて費用が加算されていきます。
料金の目安ですが、近距離の移動で1万円程度から運搬を依頼できます。
冷蔵庫もサイズによっては大型になってしまうため、自力で運ぶのは難しく業者に依頼することになりますが、冷蔵庫の運搬は近距離の引越しであれば1万円足らずで運搬が可能です。
また洗濯機に関しても、近距離の引越しであれば冷蔵庫を運搬依頼するのとほぼ同じくらいの費用で依頼ができるのです。
もちろん、送るのが小物家電であれば宅配便を使う方法もあります。
サイズ規定はありますが、段ボールに入りかつ160cmまで25kg以内の家電であれば依頼可能です。
もし、家電配送の料金相場や安い業者を探すには家電の配送.comを参考にしましょう。
送りたい家電に対しての運送業者の料金目安~宅配便での料金まで配送先ごとに表示されます。
最終的に業者に依頼する場合の注意点としては、
設置場所までの運搬の確認と、家電の梱包の確認は最低限行うようにして下さい。
また、家電の接続などもオプション料金がかかりますが依頼出来ます。
詳しい料金を知りたいときは、業者に見積もりを取ってもらいましょう。
見積もりだけなら無料でとってもらえるところがほとんどですので、実際にいくつか見積もりをとってみて、その中からお得な料金で安心して利用できる業者を選ぶようにします。